悪路をガリガリ腹擦りながら何とか駐車場と書かれた
少し広いところに着いた
当然のように誰もいない
急な石段
下に鳥居が見える
これが天岩戸別神社
鳥居の場所まで降りてみた
だんだんわかってきたことだが
これら古代の神々を祀っている元宮である神社は
廃れているため、石段が当時のままである
やはりここもそうだが
小さな祠が佇むのみ
祠が二基あった
もともと奥の院とは開山祖師の神霊などを祀ったもの
昭和初期頃までこの地で何軒か家があったそうで
代々この地で住んでいたそうだ
手力男命の子孫だろうか
さらに山奥に塚があるようなので、方向はよくわからないが登ってみる
お、看板が立っているぞ
下の奥の院と同じ形状のものが建っている
おそらく後年作られたものだろう
天岩戸を開けた伝説にならって大きな岩のあいだに建っている
1700年もの年月を代々子供たちが守ってきたのだろう
我々が現代いう神は存在しない
神と崇めたのは弥生時代、中東や中国大陸を経て渡ってきた
高い知識と技術を持った人々だ
次はここまで来たついでに山頂を目指すぞ
つづく
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